FIELD NOTES FOR HR & LABOR STAFF

ひとり労務ノート

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労使トラブルの初動対応チェックリスト

その場で迷ったら、次のリストに立ち返ってみてください。

  • 相手の申し出を、さえぎらず最後まで聴けたか
  • 「いつ・何について・どうしてほしいのか」を確認できたか
  • その場で「払います」「認めます」などの結論・約束をしていないか
  • 「確認して改めて回答する」と、一次回答を保留にできたか
  • 感情的に反論したり、頭から否定したりしていないか
  • 関係する事実資料(勤怠・給与・契約・就業規則など)を洗い出したか
  • 申し出の日時・内容・伝えたことを、その日のうちに記録したか
  • 記録で「事実」と「意見・評価」を分けて書いたか
  • 社内の判断ライン(社長・上長)に事実を共有したか
  • 相談・申し出を理由に、不利益な扱いをしていないか
  • 外部の相談先(総合労働相談コーナー・社労士・弁護士)を検討したか

すべてに丸がつかなくても、落ち込まないでください。一報を受け止め、こうして順番を確認しようとしている時点で、あなたはもう、こじらせないための一歩を踏み出しています。

金額の大きい事案、法的な主張が対立している事案、退職・解雇をめぐる事案は、抱え込まずに社会保険労務士・弁護士などに早めに相談しましょう。ひとりで背負わないことも、立派な初動のひとつです。

トラブルの一報を整理し終え、窓辺で一息つきながら、落ち着いた表情で前を向いている中小企業のひとり労務担当者
その場で解決しなくて大丈夫。聴いて、集めて、相談先につなぐ。それで十分です

労使トラブルの一報は、正直こわいものです。でも、あなたが最初にやることは、その場で裁くことでも、ひとりで抱えて答えを出すことでもありません。丁寧に聴いて、事実を集めて、その場では約束せず、相談先につなぐ。ただそれだけで、こじれる前の落ち着いた対応ができます。今日ここまで読んで備えようとした時点で、あなたはもう、現場を守る一歩を踏み出しています。

この内容は記事「労使トラブルの初動対応|ひとり労務のための相談先と進め方」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ