- 話し声が漏れない、落ち着いて話せる場所を確保できたか
- 相手の話を、さえぎらず最後まで聴けたか
- その場で善悪の判断や結論を口にしていないか
- 「あなたの了解なく共有しない」と、秘密を守ることを伝えたか
- 相談者が「これからどうしたいか」の意向を確認したか
- 行為者とされる人に、性急に確認しに行っていないか
- 相談したことを理由に、不利益な扱いをしない旨を伝えたか
- 日時・場所・語られた事実を、その日のうちに記録したか
- 記録で「事実」と「意見・評価」を分けて書いたか
- 記録を、アクセスを絞った安全な場所に保管したか
- 次にどう進めるか(誰に相談するか)の段取りを決めたか
すべてに丸がつかなくても、落ち込まないでください。相談を受け止め、こうして確認しようとしている時点で、あなたはもう相談者を守る側に立っています。
判断に迷う事案、当事者の関係が複雑な事案、健康への影響が心配な事案は、抱え込まずに社会保険労務士・弁護士・産業医など外部の専門家に早めに相談しましょう。ひとりで背負わないことも、立派な初期対応のひとつです。

相談を受けるのは、正直こわいものです。でも、あなたが最初にやることは、裁くことでも、その場で答えを出すことでもありません。丁寧に聴いて、秘密を守って、正しく記録して、次につなぐ。ただそれだけで、相談してくれた人は「話してよかった」と思えます。今日ここまで読んで備えようとした時点で、あなたはもう、現場を守る一歩を踏み出しています。
この内容は記事「ハラスメント相談を受けたときの初期対応と記録|ひとり労務ガイド」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ